キャリア転職で内定ゲットするには、ある程度の企業に応募する必要があります。
とはいえ、
・複数応募してもスケジュール管理って難しくない?
・応募企業とのスケジュール調整って大変じゃない?
・1社1社結果を待ってから新規応募でいいのでは?
なんて疑問てでてきますよね。
スケジュール管理は業務と同じようにすれば問題ありません。
また、転職エージェントを活用してできるだけ動きやすいスケジュール立案も可能です。
そこで、今回のブログでは、直近の転職を含めて転職経験2回の筆者が、複数応募を効率的にこなうスケジュール管理術について紹介します。
複数応募をして、複数内定ゲットを目指しましょう。
共に学んで、充実ライフをすごしていきましょう。
それでは、早速見ていきましょう。
このような方におすすめ
・転職活動を始めようか考え中の方
・転職に関心のある方
・初めて転職される方
・スケジュール管理の苦手な方
・複数応募に不安のある方
など
転職活動はスケジュール管理が命
転職活動開始から入社まで3~5ヶ月程度
転職活動を開始してから入社するまでにおおよそ3~5ヶ月程度かかります。
2回転職をしている筆者の経験からしてもこれくらいでしょうか。
求人情報収集や職務経歴書作成、応募や面接などいくつものイベントをこなす必要があるためです。
その他にも、
・転職モチベーションの維持
・転職市況の変化
なども理由となるでしょう。
転職活動を続ける中で、履歴書や職務経歴書で不合格が続くや1次面接で次に進めないなどモチベーションを維持することが大変です。
また、転職市況の変化により、開始した時に比べて雲行きがあやしくなる(もちろん反対もあります。)場合もあります。
なので、しっかりとスケジュール管理をして最短、省エネで転職活動を乗り切りましょう。
1回の転職活動での応募企業数は平均19.4社!
転職情報サイトで有名なDODAによると、DODAを利用して転職した人で内定までに応募した企業数の平均はなんと19.4社です(2022年2月時点 https://doda.jp/guide/oubo/fukusuoubo/)。
もちろん中には1社内定で終わらず内定した複数社から次の職場を探す方もいらっしゃいますので、応募数が膨れる傾向にあります。
そのため、スケジュール管理をしっかりとしない場合、転職活動が長期化してしまう可能性があります。
スケジュール管理をしないことによる不都合
転職活動においてスケジュール管理を上手くできない場合、以下のような不都合が生じます。
・転職活動が長期化する可能性がある
・複数社で条件比較できないまま内定受諾しないといけなくなる
・内定辞退をしないといけない場合がある
転職活動が長期化する可能性がある
さきほどの簡単に確認をしましたが、1社1社応募したりすることで転職活動自体が非常に長期化する可能性があります。
1社あたり、応募から内定受諾or辞退までおおよそ1~2か月です。
一定期間にある程度同時に応募しないと、良さそうな企業が出てきては1社受けて、また1社受けてと繰り返すと半年、1年と長期化します。
それにより、モチベーションの維持が難しくなったり、そもそも転職活動自体を止めてします可能性も出てきます。
複数社で条件比較できないまま内定受諾しないといけなくなる
入社する企業は1社です。
内定を獲得しまくることが転職活動の目的ではありませんし、受かっても行かない企業はそもそも受けないと思います。
ただ、同時期に複数社から内定をもらうことで表面化されていないかった条件比較をすることも可能です。
複数社から内定をもらう実力があるのに、スケジュール管理をおろそかにしたために条件比較できないのは非常にもったいないことです。
内定辞退をしないといけない場合がある
第2志望、第3志望の内定を獲得したが、第1志望は最終面接前。
第1志望の最終面接結果前までに内定承諾か辞退の回答をしないといけない。
なんてことも結構起こりえます。
こういった悲劇を避けるためにも、同時期に最終判断ができるようにスケジュール管理を徹底します。
相手のあることなので全て完璧にできるわけではありませんが、企業ごとにある程度の採用期間を設けていますので、その範囲でできるだけスケジュール調整します。
そこで、重要になるのが、転職エージェントの存在です。
転職エージェントは応募企業と私たちの間で日程調整やある程度の回答期限延長を交渉してくれるのです。
そのため、早い段階で転職エージェントに登録をして、転職スケジュール全体の調整・管理だけでなく、個々の応募企業のスケジュール調整もお願いをしましょう。
1人で全てを行うことは無理がありますし、転職エージェントは無料でその費用は応募企業が最終的に負担しますので、我々応募者は積極的に、そして効率的に転職エージェントを活用しましょう。
スケジュール管理を的確にする優先順位の決め方
複数応募のスケジュール感:月に4社応募が目安
仮の話ですが、応募した企業の書類選考が全て通過すると仮定した場合、ひと月あたりの応募企業数は4社が精いっぱいでしょう。
仮に月4社応募した場合のスケジュール感は以下のような感じです。
かなり激しくなっています。
内定の優先順位や優先項目を明確にする
スケジュール管理の重要性について確認してきましたが、効率的にスケジュール管理するにも物事の優先順位を最初に明確にしておく必要があります。
・応募企業の入社意思の順番
・選考過程で感じた魅力
・選考過程で感じた不安や疑問点
・引き際
など、いくつか優先順位や優先すべき項目を明確にしておきましょう。
応募企業の入社意思の順番
最初に希望していた応募企業の入社意思の順番は、選考過程よく変わることがあります。
これは、転職活動を通じて本来求めていた内容(年収や勤務地、勤務体系など)の変化があるためです。
そのため、スケジュール管理上、常にどの企業の内定を優先するか、選考日程がバッティングした場合、どこを優先するのか(切り捨てるのか)、を常に意識しておきましょう。
選考過程で感じた魅力
選考過程で感じた新たな魅力も優先順位付けに影響を与えます。
スケジュール管理をする中で、どこを優先するかの判断材料となりますので、常に意識したり、メモして顕在化させておきましょう。
選考過程で感じた不安や疑問点
上記の魅力と同様に、選考過程で感じた不安や疑問点も優先順位に影響を与えます。
この点は、転職エージェントを通じて事前に確認することを払拭できるケースもあります。
スケジュール管理を的確にしておくことで、次の選考までに事前に確認しておくことができますので、積極的に転職エージェントに相談しましょう。
引き際
複数応募をしていると、どうしても途中で選考を辞退しなければならない場面に遭遇する場合があります。
このようなケースですと、急遽判断しないといけないなど相当ストレスが溜まりモチベーションにも影響する場合があります。
スケジュール管理を的確に行うことで事前にこのような事態を避けることもできますし、判断しないといけない場合も時間的な余裕が生まれますので、取り乱すケースは少ないでしょう。
的確なスケジュール立案・管理は、引き際にも役立ちます。
複数応募に関するQ&A
- 複数応募している企業の1社から他社選考の状況について聞かれました。
正直に答えても大丈夫? -
我々応募者がライバルを気にするのと同じく、企業側も他社選考について気になっています。
他社選考に関して濁したい気持ちもわかりますが、正直に他社も応募している旨を伝えても大丈夫でしょう。
むしろ、選考が進んでいるということは他社でも評価されている表れですので問題ありません。
ただし、全く垣根の違う業種・業界や個別企業名を出すことは控えましょう。
- 応募企業が他社選考の状況確認をする理由はなんですか?
-
応募企業が他社選考の状況確認をする理由は主に以下の点が考えられます。
・自社に対する志望度を確認するため
・業界や職種に対する志望動機がぶれていないか、転職に対する考え方の傾向を見極めるため
・今後の選考調整の参考とするため今までのキャリアを活かした業界や業種である点をアピールしつつ、応募企業の中での相手企業のプレゼンスを明確に伝えることをおすすめします。
- スケジュール立案で事前に気にしておくことは?
-
キャリア転職において面接日は主に平日の夜や土曜日になるケースが多いでしょう。
そのため、どうしても複数応募していると日付がバッティングするケースが出てきます。
事前対策として有効なのは、
・複数候補日を事前に確認しておく
・ピンポイントで指定された場合、代替日を交渉してみる
・1次面接時に2次面接時の主な予定日や時期を事前確認するなどです。
いずれも応募先企業の人事担当者に直接聞いたり、交渉できませんので、積極的に転職エージェントに確認したり、交渉してもらいましょう。
ここが転職エージェントを使う強みです。
本当に来てほしい人材なら多少の調整はしてもらえるはずです。
転職は一生ものですので、できるだけの交渉は行いましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職活動を行うと複数応募、複数内定、複数社での条件比較を行うという場面があります。
そのような複数応募を円滑に行うために、事前のスケジュール立案・管理が重要となります。
スケジュール立案・管理を的確に行い、多くの企業に応募して、複数社から内定を勝ち取りましょう。
そして、勝ち取った内定先の条件を比較して、自分に合った職場を選択しましょう。
その効率的なスケジュール立案や応募先企業との日程調整は転職エージェントと行っていくことをおすすめします。
是非、転職エージェントに登録をして、転職スケジュールを立案していきましょう。
今回の内容が皆さんの節約の一助になれますと幸いです。
これからもこのような充実ライフをすごすため転職に関する情報も発信していきます。
共に学んでいきましょう。
ではでは。今日もありがとうございました!