ITパスポートはITリテラシーの証明!社会人として取得しよう

ITパスポート
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DXやIT化が叫ばれる昨今、ITの基本知識の取得は必須不可欠です。

ただ、このようなDXやITに関して

「ITの知識の証明って何か資格でできるの?」

「ITに関係のない部門なので、ITに関するスキルは必要ないのでは?」

などこのような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

ただ、ITスキルや知識は社会人として今後必須のスキルとなってきますので、早い段階で学習しておくことをおすすめします。

そこで、今回の記事では、IT関係の国家資格である「情報処理技術者試験」の登竜門である「ITパスポート」について確認していきます。

筆者も数年前に一応学習して取得しています。

着実に合格をして、ITの基礎スキル力を証明しましょう。

そして、共に学んで、充実ライフをすごしていきましょう。

それでは、早速見ていきましょう。

目次

このような方におすすめ

・国家資格を取得したい方

・履歴書に何かしらの資格を書きたい方

・ちょっとしたITスキルや知識を資格で証明したい方


・資格取得に関心のある方

・比較的簡単な資格試験を知りたい方


など

ITパスポートは基本的なITスキル・知識の証明

ITスキル

資格取得はわかりやすいスキル・知識証明です。

ITスキルについても資格を取得することで履歴書や職務経歴書にも記載できます。

今回は、そのITスキル・知識証明として、国家資格である情報処理技術者試験の1つであり登竜門的な位置づけでもある「ITパスポート」です。

国家資格であるITパスポートは難易度は低めで知名度は高く、IT関係の資格であるため非常におすすめです。

ITパスポートとは

ITパスポートとは、2009年4月に国家資格である情報処理技術者試験に追加されました。

通称、iパスともいわれています。

そもそもITとは、インフォメーション・テクノロジーの略で、情報技術のことです。

つまり、ITパスポートはこの情報技術のパスポート、世界で標準的に使える・証明できる試験であり、標準的なITのスキルや知識を証明できる資格となっております。

当初は情報処理技術者試験に追加された際に、そのような試験は必要かという議論はありましたが、現在では世間一般に普及してきています。

ITパスポートの特徴

主なITパスポートの特徴は以下のとおりです。

<ITパスポートの特徴>
・国家試験

・難易度:
 ★☆☆☆☆~★★☆☆☆


・学習期間:1~3か月

・合格率:50%程度


・受験者数:約130,000人

・出題分野
 ①ストラテジ系(経営全般:35%)
 ②マネジメント系(IT管理:20%)
 ③テクノロジ系(IT技術:45%)


・合格基準
 ①総合評価点
  600点以上/1,000点
 ②分野別評価点
  各分野300点以上/1,000点

国家試験

民間試験など幅広い種類がある中、ITパスポートは最上位格の国家試験に位置付けられます。

難易度:★☆☆☆☆~★★☆☆☆

難易度は★1~1.5程度でしょうか。

日商簿記3級と同程度の難易度でしょう。

楽天市場やAmazonで取扱いのある参考書を用いて自己学習でも合格可能です。

おすすめは、「栢木(かやのき)先生のITパスポート教室」という書籍です。

また、自己学習よりも効率的に学習を進めたい方はユーキャンなどの資格講座の受講をおすすめします。

学習期間

学習期間は早い人で1か月、通常は3か月程度かかるでしょう。

合格率

合格率はおおよそ40~60%、大体50%程度で推移しています。

IT系と非IT系との合格率の差はそこまでありませんが、学生に比べて社会人の合格率が20%弱高くなっており、社会人に有利な試験となっています。

社会人はITパスポートに求められるスキルや知識について、ビジネスを通じてある程度取得できていると考えられます。

受験者数

年々右肩上がりで増えており、2011年の15,000人から2020年には130,000人とおよそ8倍となっています。

ITパスポート・受験者数及び合格者数
ITパスポート・受験者数及び合格者数

出題分野・合格基準

出題分野と合格基準は以下のとおりです。

<合格基準>
600点以上/1,000点

◆ストラテジ系(経営全般:35%)
 300点以上/1,000点
◆マネジメント系(IT管理:20%)
 300点以上/1,000点
◆テクノロジ系(IT技術:45%)
 300点以上/1,000点

各出題分野について

ITパスワード・各出題分野

学習方法の共通事項

ITパスポートにおける学習方法の共通事項は、

・テキスト通読を3回

・通読後はひたすら問題集を解く

・3週目あたりからは間違った問題を中心に解き、都度テキストに戻って理解を深める

です。

最初3回の通読を通じて全体的な学習範囲や内容の理解を行います。

その後はひたすら問題集を解きましょう。

2~3週目あたりで間違わない問題は飛ばして間違った問題を中心に解き、都度テキストに戻って理解を深めることを繰り返しましょう。

このITパスポートの全体的な難易度はそこまで高くありませんので、基本問題を落とさなければ受かる試験です。

基本問題を着実に正答できるようにしましょう。

ストラテジ系(経営全般:35%)

ストラテジ系の中分類は以下のとおりです。

No.中分類
企業活動
法務
経営戦略マネジメント
技術戦略マネジメント
ビジネスインダストリ
システム戦略
システム企画
ストラテジ系(経営全般)中分類

経営全般を出題範囲とするストラテジ系ですが、覚えたり理解する用語は日常ニュースや新聞などで目や耳にすることが多いものです。

そのため、社会人にとっては学習しやすい項目でしょう。

<ポイント>
■学習リズムをつかみたい方
・最初にこのストラテジ系から学習

■基本的なビジネス知識のある方
・ストラテジ系は後回しで学習

マネジメント系(IT管理:20%)

マネジメント系の中分類は以下のとおりです。

No.中分類
システム開発技術
ソフトウェア開発管理技術
プロジェクトマネジメント
サービスマネジメント
システム監査
マネジメント系(IT管理)中分類

マネジメント系は、情報システム部門がプロジェクトを進める際などに使用する用語や概念が多く含まれており、イメージがつかみにくいのが特徴です。

ただし、学習範囲がそこまで広くありませんので、一旦網羅的に学習範囲の用語を理解・暗記して、ひたすら問題集を解きましょう。

問題を解いている間に、特定の問題用語が出ればこの用語のことを言っているとわかってきます。

テクノロジ系(IT技術:45%)

テクノロジ系の中分類は以下のとおりです。

No.中分類
基礎理論
アルゴリズムとプログラミング
コンピュータ構成要素
システム構成要素
ソフトウェア
ハードウェア
ヒューマンインタフェース
マルチメディア
データベース
10ネットワーク
11セキュリティ
テクノロジ系(IT技術)中分類

範囲は多岐に渡りますが、ITに関する基本的な知識を問う内容がほとんどです。

実際のビジネスでも使う用語も多いため、スキルアップができるという意識で学習すると理解が進みます。

トリッキーな出題は少なめですので、参考書や資格講座のテキストを最初から順番に学習しましょう。

やはり、最低限の用語理解・暗記は必須になります。

<ポイント>
①基本用語の理解・暗記

②練習問題を解く

③間違えた問題や理解不足の用語は、テキストに戻って理解・暗記

 ①➢②➢③を繰り返す

この学習方法を守ることで、ITパスポートの合格可能性はグッと上がります。

また、どうしても忙しくて学習時間が取れない方は、

最低限参考書やテキストの赤字箇所は覚える

ことを意識しましょう。

この分野に関わらず全ての分野で言えることですが、基本用語を理解・暗記しているとそれなりの点数をたたき出すことができます。

必ずこの点は意識して学習しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

DXやIT化が叫ばれるこれからの時代、ビジネスパーソンとして必ずITスキル・知識は必須となります。

そのためにも日々の自己研鑽は必要ですが、自身のスキル・知識の証明として資格取得をするのはいかがでしょうか。

そこで、今回紹介しました国家資格であるITパスポートは難易度は低めで知名度は高く、IT関係の資格であるため非常におすすめです。

今回の内容が皆さんのITパスポートの資格取得の一助になれますと幸いです。

これからもこのような充実ライフをすごすため資格取得に関する情報も発信していきます。

共に学んでいきましょう。

ではでは。今日もありがとうございました!

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