最近、「うまい棒、2022年4月から12円に値上げ 1979年の発売以来初」という衝撃的なニュースが世間を賑わせましたね。
日本でも物価上昇の波が押し寄せてきている証拠です(昔から物価上昇していますが。)。
このようなご時世で我々の家計を守るには、適切な節約を行っていくことが必要となります。
やはり、稼ぐ力も必要ですが、無駄な支出を抑える力(=節約力)も重要です。
家計の支出・費用の中で大きな金額であり、特に節約できる固定費(項目)が、「通信費(特に、携帯料金)」です。
理由として、料金の高い会社と安い会社に大幅な差のある支出・費用(業界)だからです。
言い換えれば、利益率(利益幅)の大きい業界への支出は節約効果が期待できます。
反対に、食費や雑費などはチリツモでそれなりに安くなりますが、食材1つあたりのコスト減の額が小さいので努力量に見合うほどの節約効果はありません。
しかも、毎回食材を安く購入する工夫が必要となるため、安定的な固定費削減は見込めません。
つまり、通信費(携帯料金)という大きな支出を見直すだけで、家計の固定費を安定的に削減することが可能です。
ただ、一部の側面に目を向けると、通信費を大幅に削減できていた楽天モバイルの1年間無料キャンペーンが順次終了するユーザーが私を含めてかなり多くいます。
この楽天モバイルロスのユーザーを含めて、通信費の圧倒的な節約を望むユーザーは多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、そのようなユーザーにとって通信費の節約効果が期待できるおすすめ通信会社、特にデュアルSIMの組み合わせでおすすめの「mineo(マイネオ) × 楽天モバイル」について見ていきます。
共に学んで、充実ライフをすごしていきましょう。
それでは、早速見ていきましょう。
このような方におすすめ
・楽天モバイルの無料期間が終了しそうな(した)方
・格安SIM・mineoの契約を検討中の方
・通信費の節約を行いたい方
・楽天モバイル、mineoユーザー
・デュアルSIMに興味のある方
など
結論:通信費(携帯料金)がmineo×楽天モバイルで
月額1,265円!
mineo×楽天モバイルがなぜおすすめ?なぜ安い?
mineoと楽天モバイルの2回線を契約するデュアルSIMを採用することで、
通信費(携帯料金)が月額「1,265円」
※ただし、ユニバーサルサービス料2円を除きます。
と劇的に安く抑えることができます。
理由は、
「最大1.5Mbpsで使い放題が可能なmineo(月額1,265円)」と「通話料金無料の楽天モバイル(月額0円)」の良いとこどり
*1.5Mbpsは、SNSやWebサイト閲覧、Youtubeなどの動画視聴をある程度サクサク行える程度の通信速度です。
ができるからです。
このように良いところどりをするには、デュアルSIMという1つのスマホに2回線を契約する必要があります。
通信専用回線としてmineoと、電話専用回線として楽天モバイルと契約するイメージです。
ある程度の通信品質で通信費を抑えたいユーザーにおすすめです。
mineoのおすすめプラン:「シングルタイプ1GB・Aプラン」+「パケット放題Plus」
まずは、通信専用回線として、mineoと契約をします。
契約手順については後述します。
mineoでおすすめのプランは、
【月額料金(税込)】
・基本料金
シングルタイプ1GB:880円
※デュアルタイプは携帯番号が付与されますが、楽天モバイルで携帯番号を持ちますので、ここでは通信機能のみを有するシングルタイプでOKです。
・SMS料金
Aプラン(au回線):無料
※シングルタイプ契約の場合、Dプラン(ドコモ回線)は132円、Sプラン(ソフトバンク回線)は198円がかかりますので、回線にこだわりがなければ、Aプラン(au回線)がおすすめです。
・1.5Mbps使い放題料金
パケット放題Plus:385円
※10GB以上の基本料金プラン契約で無料になります、ただ、最低金額プランの1GBに385円を追加した方が安く済みます。1.5Mbpsはある程度通信速度が速いので、わざわざ月額1,705円かかる10GBプランを契約する必要はありません。
・合計料金
1,265円
この組み合わせです。
改めて簡易的に記載すると、
シングルプラン1GB:880円
+Aプラン(au回線):無料
+パケット放題Plus:385円
=1,265円
と劇的に安く通信費を抑えることができます。
また、月額通信費だけでなく、契約時の事務手数料も浮かせる方法があります。
契約事務手数料を安くする方法については、以下の記事をご覧ください。
mineo・通信速度の注意点
mineoですが、実際使ってみて特段通信速度について問題に感じたことはありませんが、少し遅いと感じる時間帯がありました。
それが、
①昼食の時間帯
②帰宅時(18~20時頃?)の時間帯
です。
これら多くの人がネット通信する時間帯は、どうしても本回線(auなど)のユーザーが優先されます。
とはいえ、楽天モバイルのように商業ビル内で圏外になるや全く繋がらないなどのような事態にはならないので、気にしないようにしましょう。
1.5Mbpsの通信速度は速いのか?
最大1.5Mbpsで使い放題とうたわれていますが、1.5Mbpsは通信速度としてはまあまあです。
個人的な感覚は日中に問題なくyoutubeの動画視聴ができるくらいスムーズです。
mineoの公式サイトに掲載されているmineoユーザーアンケートの結果でも、「問題なく利用できた」「やや遅さを感じたが利用できた」の合計の「利用できた割合」が、
・メールのやり取り:99%
・音楽ストリーミングの利用:97%
・SNSの利用:97%
・QR決済の利用:97%
・Webサイトの閲覧:97%
・地図アプリの利用:94%
・Youtubeなどの動画視聴:92%
・Zoomなどのビデオ会議:82%
・アプリのアップデート:82%
(参照:https://mineo.jp/service/data/packet-free/)
mineoは物理SIM(SIMカード)のみ
mineoのもう1つの注意点としては、SIMの種類が物理SIM(SIMカード)のみです。
そのため、今回ご紹介しているデュアルSIMを採用する場合、
①SIMカードを2つ挿入できるスマホ本体を購入
②一方のSIMをeSIM契約
のどちらかを選択する必要があります。
パケット放題Plusの注意点
まず、「パケット放題Plus」を有効にするには、mineoのユーザーログイン画面にある「mineoスイッチ」をONにする必要があります。
ただ、この「パケット放題Plus」ですが、2つ注意点があります。
①mineoスイッチがOFFの場合、通常通りデータ容量(パケット)が消費される
②mineoスイッチをONにした状態で直近3日間で10GB以上の利用があった場合、通信速度が最大200kbpsに制限される可能性がある
この2点に注意しながら使うようにしましょう。
とはいえ、①は1度ONにすればOKですし、
②についても3日間で10GB使用するのはかなりのヘビーユーザーでしょうから、ほとんどの方には影響ないでしょう。
mineoは解約の違約金が不要!
mineoを解約する場合の違約金はかかりません。
つまり、いつでも解約は可能ですので、気軽に契約してお試しで使うこともできます。
楽天モバイルのおすすめプラン:「Rakuten UN-LIMIT Ⅵ」
次に楽天モバイルですが、電話専用回線という位置づけで契約をしましょう。
特段、そのような通話専用回線はありませんが、楽天モバイルのワンプランである「Rakuen UN-LIMIT Ⅵ」は、
・通信データが1GBまでは0円
・通話専用アプリ「Rakuten Link」の使用で、通話料金0円
という特長があります。
そのため、通信回線は先ほどのmineoを活用して、「Rakuten Link」を使用して通話すると、楽天の月額使用料は「0円」です。
また、楽天モバイルはeSIMに対応していますので、eSIMで契約しましょう。
「Rakuten Link」の通話品質はいまいちだが・・・
この通話料金を無料にする通話アプリ「Rakuten Link」ですが、
・音割れが結構する
・未登録番号からの着信の場合、通常の通話アプリに着信履歴が残る(Rakuten Linkに残らない)
・商業ビル内など回線が混み合う場所では繋がりにくい(ディズニーランドでは至る所で圏外になりました)
など、めちゃくちゃマイナス点も多く、世間一般の評判もよくありませんが、以下のようなユーザーには全然問題なく使えるでしょう。
たまに役所などへの問合せで電話したり、普段はほとんどLineでやりとりされている方は楽天モバイルで十分でしょう。
楽天モバイルも解約の違約金が不要!
楽天モバイルを解約する場合も違約金はかかりません。
つまり、いつでも解約は可能ですので、気軽に契約してお試しで使うこともできます。
デュアルSIMについて
先ほどから何度が出てきているデュアルSIMについて簡単に確認しておきましょう。
SIMとは
まずは、SIMとはいったい何かというと、
スマホ契約者の情報を記録したもの
です。
携帯番号と結び付けることで通信や通話が行えるものであり、物理的なカードであるSIM(カード)とスマホ本体に組み込まれている部品の一部であるeSIMとに分かれます。
デュアルSIMとは
続いて、デュアルSIMとは、その言葉のとおり1台のスマホに2つのSIMを挿入(登録)して利用する機能のことを一般的には指します。
ただ、2つSIMを1台に挿入できるスマホの種類はそこまで多くありません。
したがって、1つのSIMは物理的なSIMカードを挿入して、もう1つのSIMはeSIMをネットで契約をして登録をします。
ちなみに今回ご紹介しているmineoと楽天モバイルのSIMのおすすめの組み合わせは以下のとおりです。
mineo(SIMカード)×楽天モバイル(eSIM)
デュアルSIMは4種類
参考までにデュアルSIMの方式4種類について簡単に触れておきます。
DSSS(デュアルSIMシングルスタンバイ)
2つのSIMのうち片方のSIMだけ有効にでき、この有効にしているSIMに紐づく電話番号でのみ着信できます。
毎回手動で切り替える必要があり、手間です。
DSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)
DSSSに比べてSIMの切り替えは不要であり、両方のSIMに紐づく電話番号で着信可能です。
ただ、通話中のデータ通信ができなくなります。
DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)
DSDSとほとんど同じような仕様ですが、両方のSIMで4Gが利用できるため、安定的に高速データ通信の利用が可能となります。
DSDA(デュアルSIMデュアルアクティブ)
4種類のデュアルSIM方式の中で、一番高性能な方式です。両方のSIMを常時同時に使用できます。
片方のSIMで通話をしながら、もう一方のSIMでデータ通信を行うことができます。
eSIM対応機種
デュアルSIMを実現するために、まずはeSIMに対応したiPhoneについて確認しましょう。
・iPhone XS
・iPhone XS Max
・iPhone XR
・iPhone11
・iPhone11 Pro
・iPhone11 Pro Max
・iPhone SE(第2世代)←筆者はココ
・iPhone12
・iPhone12 mini
・iPhone12 Pro
・iPhone12 Pro Max
・iPhone13 mini
・iPhone13 Pro
・iPhone13 Pro Max
その他、eSIMに対応した主なスマホは以下のとおりです。
・AQUOS zero6
・AQUOS sense4 lite
・Xperia 10 Ⅲ Lite
・OPPO Find X3 Pro
・OPPO A73
・Galaxy Z Flip/Filp3 5G
・Galaxy Z Fold・Fold2/Fold3 5G
・Galaxy S20/S20+/S20 Ultra
・Galaxy S21/S21+/S21 Ultra 5G
まとめ
いかがでしたでしょうか。
楽天モバイルの無料期間が終わり、通信費を節約していくために、mineoを新規で契約するか検討されている方も多いかと思います。
実際に私も先日mineoを申込みました。
デュアルSIMを活用するのは初めてで最初は戸惑いましたが、mineoと楽天モバイルが通信や通話時に競合することなくスムーズに通信・通話ができています。
また、mineoの1.5Mbpsを常時使用でき、楽天モバイルで無料通話ができる環境で月額1,265円は驚愕的な安さであると思います。
是非、通信費を削減したいと考えられている方には、
「mineo×楽天モバイル」のデュアルSIMをおすすめします。
今回の内容が皆さんの節約の一助になれますと幸いです。
これからもこのような充実ライフをすごすための情報を発信していきます。
共に学んでいきましょう。
ではでは。今日もありがとうございました!