証券会社のリテール営業への転職ってどうなの?証券会社のリテール営業への転職活動は慎重に!Part3

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今回は、証券会社のリテール営業時代に苦労した点について見ていきます。

『個人的な苦労点10選』という感じでいきますね。

証券会社・営業職の大変さがわかる内容だと思います。

実体験に基づいた内容ですので、転職活動の参考にしていただけると幸いです。

目次

このような方におすすめ

・これから転職活動を開始する予定の方

・転職活動に興味のある方

・証券会社に関心のある方

・リテール営業(個人向け)に関心のある方

・体育会系の業界・会社が好きな方


など

リテール営業のここが辛いよ!

では、早速、『個人的な苦労点10選』について、まずは列挙します。

『個人的な苦労点10選』
1.引継ぎが一切ない(顧客ゼロスタート)


2.むちゃな課題が降ってくる

3.配属後すぐの飛び込み営業

4.結果が出なくても、実績の空計上

5.ほぼ毎週末の飲み会

6.休日返上のポスティング作戦

7.地元名士へのお手紙アプローチ

8.月1回の支店ゴルフコンペ

9.ほとんど毎朝・毎晩詰められる

10.めっちゃ切れる上司・先輩

とりあえず、10選ですが、20選でも30選でもいくらでもあります。

項目も多いので、複数回に分けて見ていきますね。

今回は、この3つです。

【今回の内容】
①引継ぎが一切ない(顧客ゼロスタート)

②むちゃな課題が降ってくる

③配属後すぐの飛び込み営業

引継ぎが一切ない(顧客ゼロスタート)

女性社員との待遇さ と 営業戦略

証券会社にもよるかと思いますが、私が入社した会社は一切顧客の引継ぎや割り当てがありませんでした。

最初っから、飛び込み営業の新規開拓のみ。

もう、これがとにかくツライ!

電話する相手も話す顧客もいないから、とにかく電話するか、飛び込み訪問して話を聞いてもらうか。

ナンパみたいな感じで、無感情で突撃します!

そのくせ、いきなり数字を求められるので、半端ないストレス!!

今は知りませんが、当時、地域職の女性社員には結構な顧客と来店客をあてがわれてました。

そんな天と地ほどの待遇さがあったのに、

「〇〇君、まだ1件も成約してないの?」、「女性社員の方がセンスあるんじゃないの?」とか。

な・の・で・・・

当たり間瀬ですが、担当エリアのターゲット先に私自身の存在を認識してもらっていないので、「必殺!飛び込み訪問」「鬼のアポ電」手書きによる手紙郵送、DM大作戦!」を迷惑を通り越すほど実行してペンディング先を作っていきます。

そして、ちょっとでも心を開いたペンディング先に、これでもかと、「訪問」➢「電話」➢「手紙」➢「訪問」・・・➢「電話」という無限ループ攻撃をします。

証券会社に就職、転職を希望のあなた。

これを毎日できますか?

成果が出ない精神的辛さ

なんだかんだ、顧客は少しづつでき始めます。取引も始まります。

しかし、初見や顔見知りになって日の浅いあなたに、顧客はどれだけのお金を出してくれるのでしょうか。

証券会社は手数料収入で成り立っています。

金融業界の常識として、お金が動かねば稼げません。

動く顧客のお金を引っ張ってこなくては、動かないなら動かさなければ。

こんなことを永遠に行います。

手数料が上がらないと、存在価値を否定される。支店に居場所がない。精神的には思ってた以上に辛かったっすね。

また、私が働いていた頃から、投資信託などの預かり資産に応じて定期的に徴収する信託報酬を収益のメインにするという動きがありました。

ただ、今の世の中、信託報酬0.2%程度の商品がある時代。

対面型のリテール営業は必要でしょうか。

結果が出るのは3ヶ月~半年後

そんな中、将来へ向けた種まきをするのですが、結果が出始めるまでに早くて3ヶ月~半年程度はかかります!

ただ、結果が出始めてあぐらをかくと、すぐに案件がなくなる。

はい、死亡ッモードですって感じです。

しかも、成績を出さないと、次の引継ぎは顧客層が悪くなるだの、新規開業支店に飛ばされて、入社5、6年目で1年目と同じ新規開拓なんてのもざらです。

この結果を出し続けるプレッシャーは辛いっすね。

無茶な課題が降ってくる

1日で名刺交換30枚をせよ!

たまに、朝会で上司や先輩社員から突然、無茶な課題が言い渡されます。

今でも覚えていますが、最初に課されたミッションは、

「本日の1日で、ある程度の属性先(社長や個人事業主)と名刺交換30件!」

はい、無理ゲーです。

私のいた支店は地方でしたので、「そもそもそんなに会社ねーし、社長いねーし。」って感じでした。

30分に1枚名刺交換しても15時間かかります。そもそも、22、3歳そこそこの坊主に、社長や代表へ取り次いでもらえるわけでもなく。

結果

結果としては、8時支店出発の20時まで粘りましたが、意外に27,28枚くらいは名刺交換できましたね。

でも、目標達成できなかったので、怒られましたが。

「あー、やってらんねー!」って感じですね。

営業職はこれくらいの泥臭さは、必要ですよね?

やっぱ、向いてないな~営業職。

配属後すぐの飛び込み営業

これは度胸が付きました。

配属2日目に、名刺1,000枚、机に「ドンッ!」

「今から思い付くところに飛び込み営業してこいっ!」

この掛け声とともに会社を出ました。

当時、自分ではあまりビビらない方だと思っていました。

ところが・・・

全然、会社に、お店に、民家に、入れない。ピンポンが押せない。

心臓バクバク・・・バクッ 大和田獏・・・ざわざわッ

って、まぁ、とりあえず午前中はビビッて飛び込み営業できなったですね。

ホンマ、ヘタレですわ。

ところが一点、1度飛び込むと2回目からは吹っ切れた感じで、気にせず飛び込み営業ができましたとさ!

度胸を付けたい方には勉強になるかもです。

小括

今日は、『個人的な苦労点10選』のうち、まずは3つの項目について見てきました。

正直、証券会社の営業なんて、こんなものです。

カッコいい金融マンなのてのは、丸の内界隈の一部の人だけでしょう!

ほとんどは泥臭いことをやっている感じです!

次回も続きを見ていきます。

ではでは。今日もありがとうございました!

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