ビジネスパーソン（会社員）にとって、短期間で年収アップや生活環境を劇的に改善させる方法は「転職」がもっとも可能性の高い選択肢の１つです。
むろん、万人が成功するわけではありません。
ただ、「転職開始から入社までのおおよその期間」を把握した上で逆算的にスケジュール立案を行うことで、効率的で効果的な転職活動を行うことができます。
今回は転職活動の主な内容とスケジュールについて確認していきます。
手前みそですが、転職活動を２回して２回とも年収アップに成功をした筆者が実体験も交えながら書いていきます。
転職活動のスムーズな滑り出しにお役立ていただけると幸いです。
共に学んで、充実ライフをすごしていきましょう。
それでは、早速見ていきましょう。
このような方におすすめ
・転職活動を始めようか考え中の方
・転職に関心のある方
・初めて転職される方
・転職活動のスケジュールを知りたい方
など
転職活動を成功させるためにはスケジュール立案が大切！
まずは転職活動の主な内容を把握しましょう
転職活動はスケジュール立案が大切であると述べましたが、そのスケジュール立案をするためにもまずは転職活動の主な内容を把握することからはじめましょう。
転職活動の主な内容は以下のとおりです。
転職エージェントに登録
最初に転職エージェントに登録をしましょう。
誰もが登録するだけで見ることのできる並の求人情報や内容と異なり、優良求人や詳しい情報をゲットできます。
また、理想的なのは特定の業界や会社に精通した専属の転職エージェントが付くサイトです。
求人情報や転職地合のリサーチ
転職サイトに登録されている情報はあまりぱっとしないものが多い印象です。
基本的に良い求人情報は各転職エージェントが握っています。
積極的に転職エージェントにアプローチをして、求人だけでなく転職地合についてリサーチをしましょう。
キャリアの棚卸、自己分析
厳しいようですが、転職エージェントに良い求人を出してもらえないようでは、希望企業の内定を勝ち取ることは難しいでしょう。
まずは、転職エージェントに関心を持ってもらえるように自身を売り込むことができるようにキャリアの棚卸と自己分析をしっかりと行っておきましょう。
あとあと、実際の選考時に楽になりますので、早い段階で手を付けておくことをおすすめします。
職務経歴書や履歴書の作成
応募時に転職エージェント経由で応募企業宛に職務経歴書や履歴書を提出します。
自身のキャリアや職務経歴をアピールする最初の機会となります。
また、これを基に面接などの選考も進みますので、必ず魂を込めて作成しましょう。
エージェントとの定期的なミーティング
求人などの情報収集や現在の転職に対する思いの共有、今後の展望など精神的にも転職エージェントに頼る場面はあります。
熱意がありこちらを向いてくれている転職エージェントには心を開いて情報や意思の共有を積極的に図りましょう。
反対に、とりあえず求人をどばっと送って、こちらの意思とは別の業界や職種を進めてくる転職エージェントもいますので、ご注意を。
応募、選考の進捗・スケジュール管理
ある程度煮詰まり、企業へ応募する段階になると一気に転職活動のスピードが加速します。
複数応募、複数選考、複数見送り、複数採用など色々スケジュールが入ってきます。
普段から忙しいビジネスパーソンにとって、仕事にプラスして転職関係のスケジュールが入るので、いつも以上にスケジュール管理や選考の進捗管理はしっかりと行いましょう。
試験対策（WEBテストなど）
応募する会社によっては選考過程でWEBテストなどを受験する場合があります。
選考が進む過程で試験対策するのは遅いので、転職活動を始める段階で並行して試験対策もしておきましょう。
主な転職スケジュール
転職活動の主な内容について確認をしました。
次に、一般的な転職スケジュールを確認しましょう。
一般的な転職スケジュールは、転職を開始してから入社まで３か月程度と言われています。
ただ、筆者としては、充実した情報収集の時間や内定後から入社まである程度の期間を確保する観点から、５か月ほどの期間を見ておくとベターでしょう。
主な転職スケジュールの流れ、イメージ図はこのような感じです。
１０月１日入社を予定した場合、ゴールデンウィーク前後には転職サイトへの登録を開始する必要があります。
ゴール（入社日）から逆算をして、余裕をもったスケジュールを立案しましょう。
転職成功の秘訣は逆算してスケジュールを立案
一番大切なことは精神的余裕を持たせること
転職活動自体はノーリスクであり、自身の市場価値を図るためにも必要な行動です。
ただ、本格的に転職活動を実施していく中で、
・思ったよりも自身の評価が高くないかも
・有名な企業や優良企業は自分には難しいかも
・やはり今のところで頑張るべきなのかな
・久々のWEBテスト対策で点数が伸びない
・職務経歴書の作成が進まない
・求人内容の求めるレベルが高すぎる
など、転職を希望する私たちの精神を不安定にさせる要素や考え、また、期待などのワクワク感といった色々な感情が駆け巡ります。
それによって、当初想定していた以上に精神的に不安定になる時期がくる場合があります。
人間とは、不確定要素に弱いものです。
そこで、逆算をしてある程度余裕を持たせて転職スケジュールを立案していると、精神的にも安定します。
理由は、
自分のやるべきこと、やりたいことが明確になる
ためです。
精神的余裕は正しい判断や行動の源泉ですので、必ずゴール（入社）を見据えて逆算で転職スケジュールを立案しましょう。
転職活動期間を決めて無駄な時間を削減
ただですら日々の業務で忙しいビジネスパーソンにとって、転職活動は転職サイトの登録や職務経歴書などの作成、応募など色々な物事を行う必要がある非常に大変なイベントです。
そのため、ただ何となく転職サイトに登録をして、何となく求人情報に目を通して、何となくWEBテスト対策テキストを購入してと無駄な時間を過ごしてしまいがちです。
特に初めての転職の場合、何をやってよいかわからず混乱するケースも多いでしょう。
逆算で転職スケジュールを立案して転職活動期間を決めることで、無駄な時間を削減して転職活動に短期集中できるようになります。
また、やるべきことも明確になるため、非常に効率的な活動が期待できます。
逆算スケジュール立案で項目ごとにできる時間が決まる
WEBテスト対策をするにも２ヶ月程度の対策時間と割り切ると、自ずと学習できるテキストの数が決まります。
また、応募、選考期間を１～１．５ヶ月に絞ると、業務量との兼ね合いもありますが、面接対応企業数は多くても４～５社程度でしょうか。
これは、各社の選考日程の調整が他受験者とのバランスもあるため、中々スムーズにできないことが要因です。
このように、土壇場でバタバタするのではなく、事前のスケジュールや計画立案をすることで、各項目（情報収集や応募など）に割ける時間などをあらかじめ明確にできます。
年収、生活環境、将来の自分像をより良いものにする転職をより豊かに行うためには、最初の逆算スケジュール立案で決まるといっても過言ではありません。
是非、早めのスケジュール立案を行っていきましょう。
そのために、早い段階で転職サイトに登録をして転職エージェントに相談しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
転職活動はスケジュール立案命といっても過言ではありません。
心に余裕をもって転職活動を行うために、逆算で転職スケジュールを立案することを心がけましょう。
また、転職活動を開始する場合は、早々に転職サイトに登録をして、転職エージェントと転職スケジュールを立案することをおすすめします。
今回の内容が皆さんの節約の一助になれますと幸いです。
これからもこのような充実ライフをすごすため転職に関する情報も発信していきます。
共に学んでいきましょう。
ではでは。今日もありがとうございました！