ザ・無駄だったと感じる支出6選(外食費 負担編)

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今回は、以前記事で書きました『ザ・無駄だったと感じる支出6選』のその4である外食費について書いていきます。

今回対象とする外食費とは、外食費といっても家族での外食や友人との外食ではなく、1人で行っていたカフェ代、ラテマネーについてです。

カフェは、素敵な空間を満喫したり、作業したりするには便利な場所ですが、今振り返ると「頻繁に行く必要があったのかな?」と感じています。

1回のラテマネーが数百円程度でも、塵も積もれば山となります。

倹約・節約にとって、対処しなくてはならない支出・消費です。

それでは、早速見ていきましょう。

このような方におすすめ

・カフェ通いが大好きだけど、ちょこっと
 出費が気になる方

・何となくカフェに行っている方

・固定費削減に関心のある方

・倹約、節約に関心のある方

 など

カフェについて

カフェとは、もともとフランス語で「コーヒー」表す言葉であり、

それが転じて、コーヒーなど飲食物を提供するお店のことを呼ぶようになったそうです。

日本におけるカフェ業界の売上高及びシェアランキング(2020年-2021年)は以下のとおりです。

なお、業界動向サーチ.COMさんのサイトを参照しております。

(出典:業界動向サーチ.COM https://gyokai-search.com/3-cafe.html

皆さんも仕事や家族との団欒、デート、資格学習・勉強などでカフェをよく利用するかと思いますが、私もその1人です。

私は、20代後半から30代前半にかけて資格試験(税理士資格、宅建士資格など)の勉強をしていて大変お世話になったことを覚えています。

特に圧倒的シェアを誇る「ドトール」さんは日本全国にあり、身近な料金でコーヒーなどを飲むことができ、便利なお店でした。

また、当時はそこまで分煙も進んでおりませんでしたので、気軽に喫煙して休憩する目的でも利用しておりました(今は禁煙成功中です!)。

ただ、そんな便利な「ドトール」さんを含むカフェですが、倹約・節約家にとっては大きな落とし穴(消費地)となっています。

なぜ、カフェは大きな落とし穴(消費地)なのか

なぜ今更、便利で大変お世話になっていたカフェを大きな落とし穴(消費地)であったといいますと、気軽に入店出来て気軽にお金を落とす(消費する)システムだからです。

口を大きく開けて、客がお金を落としてくれるのを待っているのです。

私は当時、試験勉強しているので息抜きにコーヒーも飲めて喫煙もできる最高に居心地の良い空間であるので、多少のお金を使っても問題ない、つまり、「無駄な支出ではない」と考えていました。

そこがまさに落とし穴の理由です。

確かにたまにカフェに入店し気分を変える分には良いのですが、それが習慣化すると非常に厄介な場所となってしまいます。

次にカフェの戦略について見ていきましょう。

カフェの戦略

カフェにはいくつかの戦略があり、企業によってその稼ぎ方、収益の挙げ方は異なります。

圧倒的売上高とシェアを誇る「ドトール」や低価格路線の「ベローチェ」は、低価格商品を迅速に提供して、顧客の回転率を高めて売上高を積み上げていく戦略です。

もちろんリピーターの獲得も重要視しています。

(出典:ドトール https://www.doutor.co.jp/

(出典:ベローチェ https://chatnoir-company.com/veloce/

一方、「銀座ルノアール」などは空間という優雅な場所を提供することで、長居を許容する代わりに客単価を挙げる戦略(高価格)です。

(出典:銀座ルノアール https://www.ginza-renoir.co.jp/

・ドトール・ベローチェなど  
 ➢  低価格・高回転戦略

・銀座ルノアール
 ➢  高価格・低回転戦略

このようにカフェの戦略に乗ってしますと消費を喚起されてしまい、大幅な支出になってしまいます。

であるならば、高価格路線の「銀座ルノアール」ではなく、低価格路線の「ドトール」に行っていたので問題ないのではないかというツッコミが来そうですが、そこがミソなのです。

「低価格だから大きな支出じゃない。」は大間違いです!

私は知らない間に、「200円」「300円」とそこまで大きな金額でないものを毎週3、4回程度、「勉強するからこれくらいの費用はいいだろう。大丈夫だろう。」という気持ちで自宅近くのドトールに行っていました。

結果的に月に換算するとラテマネーは数千円という、お小遣い30,000円からすると約1割に相当するお金を使ってしまっていました。

それでは、ラテマネー、いや、ちょこっとラテマネー、いやいや、「チョコラテM」とでも呼びましょうか。このチョコラテMについて計算していきます。

【ラテマネー(ちょこっとラテマネー:「チョコラテM」)】

250円 × 3.5日 × 4週 = 3,500円

年に換算(52週)すると、

【875円(250円×3.5日) × 52 =45,500円】です。

これが、チリツモ(塵も積もれば山となるの略語。笑)の怖さです。

また、ここからは喫煙者の話となりますが、当時喫煙者であった私は、いつでも喫煙できる喫煙室のテーブルで学習をしておりましたので、いつでも喫煙できる状態でした。

学習時はストレスがかかりますので、通常時に比べて喫煙する間隔が短くなります(例えば普段120分間隔の場合、カフェにいると45、60分と短くなります)。

つまり、カフェに行くことで副次的に喫煙本数も増える結果となり、さらなる支出が増加します。

これは、喫煙本数に限らず、小腹がすいたからパンを買う、クッキー・サブレを買うということも同義です。

たばこも1本25円程度(1箱20本入りで500円程度します。)しますので、通常より4本多く吸うだけで健康にも悪く、支出としても1日100円増えます(25円×4本)。

【余分に発生するたばこ代(小腹が空いて食べるパンやクッキーも同義)】

100円 × 3.5日 × 4週間 =1,400円

年に換算(52週)すると、

【350円(100円×3.5日) × 52 = 18,200円】です。

先ほどのチョコラテMと合わせると、カフェ通いで発生する年間支出は、63,700円也!!

「ちょこっとラテマネー:「チョコラテM」」とて侮ることなかれですね…

実際、私は月曜日~日曜日まで毎日勉強しておりましたので、カフェ代も普通の方と比べて圧倒的に支出が多かったと思います。

さすがに毎日ではありませんが、火曜日、木曜日、土曜日、日曜日など週に3~4回は通っていたと思います。笑

かと言って、資格試験の成績や成果がメキメキでたかというと…笑

チョコラテM(ちょこっとラテマネー)を通じてお伝えしたい教訓

チョコラテMという一見大したことのなさそうな支出ですが、私個人的にとても大切でお伝えしたい教訓があります。それは、「やることすべて、習慣化からできている」ということです。

これは、チョコラテMに限ったことではありませんが、仕事や勉強の成果など良いこともこれに当てはまりますし、喫煙やご褒美など注意のいる事柄も当てはまります。

特にチョコラテMのような何気ない支出ほど、対した金額ではないのでついついいくら使ったかなど記憶に残らず、気が付けば小遣いが空、財布が空という状態になります。

そして、「ついついカフェに通う」「何気なくカフェに通う」ことでカフェに行くことが習慣化されてしまいます。

そのように生活習慣の一部になってしまうと中毒のように抜け出せず、お金が貯まらなくなります。

倹約・節約をしていきたいのであれば、悪習は厳禁です。

私自身も大いに反省しています。一体いくらチョコラテMを使ったのでしょう…

さいごに

倹約・節約を目指すのであれば、この小さな支出の習慣化をまずは見つけることから始めるべきです。

私自身、資格勉強のためのカフェ代は気分を変える必要経費と考えて、無駄な支出とは微塵も感じておりませんでした。

しかし、今となっては、気分を変えて勉強するところから、勉強するための場所となっていたと反省しております。

皆さんも今の生活の中で、習慣化されている小さな支出はないか、それを止めることができないか考えてみてはいかがでしょうか。

これからも共に倹約・節約に励んでいきましょう。

次回は、チョコラテM(ちょこっとラテマネー)の代替案を見ていきます。

ではでは。今日もありがとうございました!

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